標準設計51C以降、2DK型の集合住宅が量産された。
築50年が経ち、借り手の少なくなった集合住宅の新しい活用方法として、学生寮へ用途転換することになった。
合計3部屋のうち2部屋をそれぞれ10人・8人の入居のプライベートルームとして、1部屋をシェアルームとして利用することとした。
シェアルームでも同様に、一度スケルトン状態まで解体し、新しく居場所を補足するように設えた。
多様な行為を受容するように、できるだけ手数を減らし、中央にキッチンカウンターを広く長く作った。
“同じ窯の飯を食う”
共同で生活することの最も重要な行為を率直にデザインした。料理や食事に加えて勉強やコミュニケーションなど、様々な使われ方をしている。
DATA
Usage
area
completion
sheard space
52.92 ㎡
2023/3
CREDIT
Lighting design
Filaments Inc.
Construction
Design Office SHIROYAMA+中央建設株式会社
Photo
Hiroki Isohata